株式会社Logpose Technologies

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幹線輸送の配車を自動化する次世代AIを発表

2024.12.03

株式会社Logpose Technologies(本社:東京都渋谷区、代表取締役CEO:羽室行光、以下「ログポース」)は、幹線輸送向けの配車・配送計画を支援する新たなAI技術を発表しました。この技術は、過去の運行データと高度なAIアルゴリズムを活用し、複数日にわたる効率的な運行計画を自動で作成することを可能にします。休憩・休息を考慮した法令遵守のスケジュール作成や、日々発生する追加オーダーを、AIが瞬時に配送可能か判断し、最適な車両に割り付ける機能を備えています。

また、ベテラン配車担当者のノウハウをAIが学習することで、企業固有の条件や配送パターンに対応したカスタマイズ可能な計画作成を実現します。この技術により、幹線輸送の属人化した配車業務を解消し、運行効率と柔軟性を大幅に向上させます。

 


開発背景

近年、AIを活用した配車自動化のニーズは急速に高まっています。特に地場配送では、共同配送など複雑な配車計画における属人化解消や自動化を求める声が多く、当社もこれに対応する技術を提供してきました。しかし、同様に幹線輸送における配車自動化に関するお問い合わせも数多く寄せられていました。

幹線輸送は地場配送とは異なり、以下のような独自の課題に対応する技術が求められます:

(1)複数日にわたる連続運転を、休憩や休息を考慮しながら計画すること

(2)日々発生する追加オーダーの配送可否を判断し、最適な車両に追加配車すること

これまで当社の技術では、これらの幹線輸送特有の課題に完全には対応できていませんでした。そこで、こうしたニーズに応えるため、今回新たに幹線輸送向けのAI技術を開発しました

 


新技術の概要と提供価値

今回発表した幹線輸送向けAI配車システムは、以下の特徴を備えています:

 

  1. 複数日にわたる運行計画の最適化
    ドライバーの勤務時間や休憩・休息を考慮し、法令遵守を徹底した運行計画を自動作成。

     

  2. 運行中の状況を考慮した動的な計画修正
    配送途中の変更や緊急オーダーにも柔軟に対応。

     

  3. 追加受注の配送可否判断と最適な車両への追加割付

    走行中のトラック情報と新規オーダー情報をAIが照らし合わせ、受注の可否を判断。最適な車両に割り振りを自動で実行。

これにより、配車計画作成にかかる時間を大幅に削減し、運行効率と柔軟性を高めます。

 

 


新技術がもたらす顧客への影響

  1. 配車担当者の属人化解消

    配車計画作成をAIが担うことで、配車担当者の業務負担を大幅に軽減。人材不足にも対応可能。

  2. 運行効率の向上

    複数日の運行計画や追加オーダー対応を最適化することで、車両稼働率を最大化し、収益性を向上。

  3. 柔軟性の向上

    緊急オーダーや運行中の変更に即時対応可能。運送会社の顧客対応力を向上させます。

 


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